こんにちは。「40代経営者の日常」へようこそ。
今回は、私が長年続けている読書習慣についてお話しします。
ビジネスにおいて読書が重要であることは言うまでもありません。ですが、40代になってからの読書は、知識を得るためだけではなく、「視点」や「深み」を持つための時間だと感じるようになりました。
読書時間は「朝・移動中・夜」に分散
忙しい毎日の中でも、読書の時間は「意識的に確保する」ようにしています。
基本的には以下の3つのタイミングで読書しています。
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朝の30分:ニュースチェックの後に読書時間をセット
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移動中:電車や飛行機ではKindleを活用
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寝る前の15分:紙の本で、ゆっくり読書(ブルーライト回避)
本は一気に読むのではなく、“積み重ねるように読む”ことが習慣になりました。
電子書籍 vs 紙の本、どう使い分ける?
私はKindle(電子書籍)と紙の本を併用しています。それぞれの特徴を活かして使い分けると、読書体験の質が上がります。
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Kindle(電子書籍):
→移動中・すき間時間・再読に便利。メモやハイライトもすぐ検索できる。 -
紙の本:
→集中したい本、じっくり考えたい本、手元に置きたい本に。ページをめくる感覚が集中力を高めてくれます。
「一冊読んだら一冊捨てる」くらいの気持ちで、定期的に本棚も整理しています。
読書ノートで「知識の消化」を習慣化
読みっぱなしにしないように、**読書ノート(デジタル)**をつけています。使っているのはNotion。
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印象に残ったフレーズ
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要約(自分の言葉で)
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学びをどう活かすか
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今の自分に必要な理由
これらを3〜5分で簡単にメモするだけでも、定着度が全然違います。
“アウトプット前提”で読むと、読み方も変わってきます。
私が影響を受けたおすすめの本5選
ここからは、私が実際に読んでよかったと感じた本を5冊、ジャンル別にご紹介します。
① 経営・ビジネス部門
『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
言わずと知れた名著。特に「主体性を持つ」「重要事項を優先する」は、日々の時間管理に大きな影響を与えました。
何度も読み返すことで、毎回新しい気づきがあります。
② マーケティング部門
『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典
マーケティングの本質を、誰でも理解できるように書かれた一冊。「お客さんは商品そのものではなく、商品がもたらす価値を買っている」という視点が、実務に直結しました。
③ 思考術・習慣部門
『イシューからはじめよ』安宅和人
「それって、本質的な問題か?」という視点で物事を整理する力が身につきます。経営の現場では、つい枝葉の議論に流されがちなので、この本を読むたびに“軸”が戻ります。
④ 健康・生産性部門
『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』ショーン・スティーブンソン
40代になると睡眠の質が本当に大事だと実感します。この本では、科学的な根拠に基づいて「よく眠るための環境と習慣」を丁寧に解説。睡眠を整えるだけで、体も心も劇的に変わりました。
⑤ 人生哲学・教養部門
『道をひらく』松下幸之助
落ち込んだとき、迷ったときに読み返す一冊。短い文章の中に、経営者として、人としての“あり方”が詰まっています。朝に1ページだけ読むという使い方もおすすめです。
読書は「誰と対話するか」を選ぶ行為
40代になってから、読書は「情報を得る」というよりも、「誰と静かに会話するか」という感覚に近くなってきました。
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書き手の考えに共鳴したり
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異なる意見に刺激を受けたり
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自分の立場に引き寄せて考えたり
そういった“思考の旅”ができるのが、読書の一番の醍醐味だと思っています。
まとめ:読書は「頭の筋トレ」。ゆっくりでも続けよう
本を読むことで、すぐに成果が出るわけではありません。
でも、じわじわと“視点”が変わり、“判断力”が養われ、“自分らしい経営”の軸が育っていく。読書は、まさに経営者にとっての頭の筋トレです。
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すき間時間にKindleを活用
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読書ノートで学びを定着
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自分の価値観と対話するように読む
これからも、読書を通じて“広く深い人間”を目指していきたいと思います。
次回は、「40代経営者のデスク環境と作業効率化」についてご紹介する予定です。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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